Tôkai?という片隅

東海地方田舎に住む20代ゲイが音楽や旅行、持病の脊柱側弯症、人生観のことなど日々感じたことを書いてゆきます

脊柱側弯症のこと(手術希望と検査入院、家族への説明)

自分で側弯症の手術を受けることを決めたわけだけど、

簡単に受けるといっても、

 

全身麻酔して、背中大胆に切開して

血液だらだら出る中で、骨に添え木するような手術になるので

リスクも含め、なかなかの大きな手術になります。

 

病院側の方針としては、家族には説明責任があるとのことで

両親は必ず同席したうえで、リスクについても納得してもらい

手術の実施を決めていくとのことでした。

 

2016年5月に設定され検査入院では、2泊3日の造影剤注入で骨の動きや血液の動きをみる?検査でした。造影剤による体調不良のリスクもあることから、

剤を除去していく?点滴も2本受けるため2泊3日というコースでした。

 

造影剤を注入したときは電撃が走るような痛みが走り、検査のあとは

ぐったりした状態で車いすに乗せられ、「ああ…これが病人というやつか…」と思い知らされましたが、

入院中の3日間は何もすることがなく、造影剤による体調不良も心配していたよりもずっと、というか全く出てきませんでした。

 

とにかく退屈であったこと、持ってきた映画を見ても全然楽しくなくて

「入院ってこういうやつか…」と思い知らされたのを覚えてます。

大好きなアニーがtomorrow唄うのもイライラしてきてしまって(笑)

あまりに暇すぎてこっそり病院回り散策してました\(^^)/

 

術後はこんな悠長なことを言ってられないくらい何もできないと思うと今から憂鬱でたまりません(笑)

 

そして造影剤による検査結果と家族への手術説明のために仕事を休んでくれた

父、母、姉。Drからの手術のリスクを説明されビビる家族一同。

まあそりゃ親としては心配だよね…。

「やらなくていいなら、そのままでも…と私は思ってるんだけど」と母。

その場で家族の快い同意は得られず、Drも「またゆっくり話し合ってください」と終わりました。

 

そのあと、ぼくも悩んだり、じっくり考えましたが

ずっと長い間悩んでいたこと、思えば「まっすぐ立て!」と言われてもできなかった中高時代、いつの間にか隣のレーンに到着してた水泳授業。

今の腰への負担、痛み。。

いろいろなこれからのリスク、ゲイとして一人で生きていくための覚悟としても

今、このとき手術をやりたいと決めました。

その気持ちを、きちんと話そうと思ってたら、家に帰った母に「どうせあなたの中ではもう決まってることなんだよね」「あんたがしたいならそれを応援するよ」と半ば嫌味まじりに、だけど確かに手術について認めてもらうことができました。

 

 

そして余談かもですが、

Drからの話では、

「普通の男性にはあり得ないくらいの骨の柔軟性。これで痛みや側彎をカバーしていた。」「骨も女性的」と言われ

カミングアウト済みの家族の表情はみんな苦笑いでした(笑)